コラム | 長久手市の「ながた整体院」では、ひとりひとりのお客様の症状に合わせた全身施術を行なっています。無理にボキボキしない気持ちのよいソフトな整体です。

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院長コラム

人体1「骨について」

久しぶりにコラム書かせて頂きます。 今年(2012年)は人体について、書いて行こうと思います。その第一弾は「骨」についてお話します。 整体では、骨を矯正したり、調整したりして、身体を整えてゆきます。でも、骨と言われても良くわかりませんよね。私は整体師ですから、骨の事は良くわかっているつもりですが・・・!? まだまだ解らない事も?解ってないことも?沢山あると思います。私が知っている知識(少ないですが)を持って、頑張って書いてみます。

ではまず、骨は全身で何個ぐらいあると思いますか?

全身で206個あります。これは成人の場合です。 中には、それよりも多い人、少ない人もいると思われますが、ほとんどの人は206個となっています。 しかし、不思議なことに身体の小さな子供(新生児)は、何とこれより数が多いのですよ!! なぜかと言うと、新生児のころに2~5個ある骨が、大人になると1つにくっ付いてしまう骨があるのです。 子供の成長とともに、骨がくっ付き、骨の数が減ってゆくのです。 そして、大人になると206個になるのです。

次に、骨はどんな働きをしているのでしょうか?

骨は、身体の土台となり、身体を支えてくれます。家でいう柱、支柱の働きをしてくれます。 ただ、柱だけでは家を支えることが出来ません。それを繋ぎ止める釘やボルトが必要になります。 その役割をするのが、身体では筋肉・靭帯と呼ばれるものです。 ですから、骨と筋肉・靭帯とは切っても切れない関係がそこにはあるのです。

二番目の働きには、内臓を守る働きがあります。 たとえば、「脳」は頭蓋骨という骨の中にあり守られています。 肋骨は肺や心臓といった内臓を守っています。 外からの力から内臓を守ってくれているのが、骨の働きのひとつでもあります。

三番目に骨はカルシウムを貯蔵してくれます。 皆さんもご存じだと思いますが、骨はカルシウムで作られています。 これはカルシウムを骨に蓄えているということにもなるのです。 そして、たくさんカルシウムを蓄えた骨が強い骨という事にもなります。 しかし、カルシウムをたくさん摂ったからと言って、強い骨になるとは限りません。 なぜなら、カルシウムを骨に蓄えるには次の様なことが、必要になるからです。

①運動すること②日光にあたること③カルシウムを摂取すること。以上の3つが必要になります。この3つの条件をクリヤすることにより、カルシウムが骨に蓄えられることになるのです。

最後に骨は血液のもととなる白血球・赤血球・血小板などを作ってくれます。 骨の髄腔のなかに骨髄というところがあって、ここで白血球・赤血球・血小板などを 作ってくれています。 本当に「骨」は働き者ですよね。

さらに骨には優れた治癒能力が有ります。骨折や骨にひびが入ると、これを自然に治してくれるのです。

骨折などすると、病院に行きますよね。 病院に行くと、折れた骨をギブスなどで固定されますね。 しかし、そこから先は、骨がくっ付くまで安静にしている様に言われると思います。 そうです、骨は自分でくっ付いて、骨折やひびを治してしまうのです。 凄い能力ですよね。 ただ、気をつけて頂きたいのは、病院に行かないで骨がくっ付いても、ずれてくっ付いたり、 曲がってくっ付いたりしてしまいますので、必ず病院に行ってくださいね。 骨がバラバラに折れて手術が必要な事もありますよ。

そんな骨の歪みやズレをながた整体院では矯正・調整しています。興味のある方は、是非一度お越しくださいね。

今日はここまで。ではまた。

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